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相手の話を引き出す質問がコミュ障を救う。質問力の鍛え方。

こんにちは。お人よしコミュ障ブロガーのミヤモンです。

 

人と会話をするとき話がすぐに途切れてしまったり、何を話したらいいか分からない

こんな悩みを抱えているコミュ障さんは多いのではないでしょうか?

自分の話をするのも苦手でなおかつ相手の話を広げることもできないとつまらない人間として見られてしまい、誰からも話しかけられなくなってしまいますよね。

今回は、人との会話を自然に長続きさせるための質問のこつについて、

ではなく、

そもそも自然に質問をするための「質問脳」の鍛え方について書きたいと思います。

 

「質問脳」という言葉は、ひきたよしあき著『「質問力」って実は仕事を有利に進める最強のスキルなんです』という本を参考にさせていただいています。

 

目次

「質問する」だけでは、会話は弾まない

コミュ障が相手との会話を長く持たせるためには、自分は極力聞き役に回り、相手に気持ちよく話してもらうことが大切。それは間違いないと思います。

 

しかし僕のような頭の回転遅い系コミュ障はそもそも相手との会話をスムーズにつなげるための質問を即座に思いつくことができないのです。

結局すぐに会話が途切れてしまうのです。

 

イメージしづらい方のために僕の日常会話事例を晒しておきます。

質問と聞いてよく言われるのは5W1Hですね。(いつ、どこで、誰が、何を、どのように)

 

相手「最近コーヒーにはまってるんだ。」

僕「コーヒーですか。いいですね。・・・喫茶店とかで飲むんですか?」

相手「家で飲むのが多い。コーヒー豆とか買ってきて」

僕「へー。コーヒー豆。ほー。家で。・・誰と飲むんですか?」

相手「一人。うちでは自分以外コーヒー飲まないんだよね」

僕「そうなんですね。・・・」

ギブです。

5W1Hを使っても会話がぶつ切りになってしまっているのが分かると思います。

もちろん「どんなコーヒー豆を?」とか「どんな風に飲むんですか?」という質問はまだできそうですが、結局それは表面上の会話をただ続けているだけにしかなりません。

会話の延命措置にしかならないですね。

 

結局、質問もコミュニケーションである以上は、会話の流れに適した質問をスムーズにしなければ相手の話もなかなか盛り上がりません。

要は相手が話したいことを無視して、一方的にいろんな質問をするだけでは、相手もぶつ切りの返答しかできなくなってしまうのです。

相手に気持ちよく話をさせてこそ質問の真骨頂。

相手もこちらと話すことが楽しくなり、スムーズに関係構築ができるようになるのです。

そのためには、日頃から質問する癖をつける訓練を行うことで、5W1Hのような型にとらわれすぎない柔軟の質問力をつけることが重要になります。

 

なぜ質問脳を鍛えるのか

「質問脳」を鍛える理由は、相手が話したいと思っていることをこちらから引き出すためです。

 

では、相手が話したいこととはどんなことか。

相手の得意なこと、好きなもの、その人の価値観にかかわること、その人独自の経験談など。

 

僕が考えるには、「相手の話したいこと=話している相手に共感・承認をしてもらいたいと思っていること」だと思うのです。

「いつ」「どこで」といった内容は、あくまでその人が話したい内容の入り口でしかなく、その先にあるもっとその人の個人的な側面を聞き出す必要があります。

 

会話の中で相手が話した経験や行動あるいは趣味のことや、休日によく行く飲食店のことなどには、その人なりのそこに至るまでの思考やプロセスがあるはずです。

それはつまり、他の誰でもないその人自身の話であり、それこそがその人の最も話したいことなのではないかと思います。

それを聞き出すために「質問脳」を鍛える必要があるのです。

 

「質問脳」をどのように鍛えるのか

では、肝心の「質問脳」の鍛え方ですが、とても単純です。

「日頃から自問自答を繰り返すこと」それだけです。

そもそも僕たちは、自身の日頃の生活の中で「なぜ自分はそれが好きなのか」「なぜ昼食にそれを選んだのか」などの理由やそこに至ったプロセスをあまり深く考えていないことが多いです。

なんとなく、周りに合わせて、気づいたらなどの理由で数ある選択肢の中からそれを選択し生活しています。

だからこそ、日頃の生活の中で自分の行動、感情、性格などに対して質問する癖をつけることで、そのプロセスについて考えてみると良いです。

 

「なぜ自分は人の目を気にしすぎてしまうのだろう」

「それは、自分に対して自信がないからだ。」

「なぜ自信がないのだろう」

「小さい頃から人見知りなうえに人との会話が極度に苦手で、積極的に自分から話しかけたりできないからだ。」

という風に自問自答を繰り返す、つまり「自分に興味を持つこと」で自然と自分はどういう人間であるかが分かってくると思います。

 

それを継続していくと今度は、自分とは違う考えを持つ「相手に興味を持つ」ことができるようになるでしょう。

「この人はなんで最近コーヒーにはまっているんだろう。何かきっかけがあったのかな?なんでお店じゃなく、自分で淹れて家で飲むんだろう?自分だったらお店で飲むのに。何かこだわりがあるのか?」

など5W1Hでは聞けないようなより深い内容にまで踏み込んでいけるようになるでしょう。

相手も、この人は自分に興味を持ってくれていると感じより気持ちよく話せるようになるに違いありません。

人は自分の話を聞いて共感してもらいたい生き物なのです。

 

普段から自問自答を繰り返し、質問する癖をつけておかないと人との会話の中で突然質問ができるようにはなりません。

コミュ障ならなおさらです。

僕たちコミュ障が自分の話をするのが苦手なのは、自分のことをあまり分かっていないからという理由も大きいと思います。

自分の日頃の行動やこれまでの経験について自問自答し、自分なりの意味付けを行い、自分の言葉にしていくことで初めて人にも話せるようになります。

 

質問は相手を知りたいという気持ちが一番大事

ここまで、相手に気持ちよく話してもらうための「質問脳」の大切さとその鍛え方に書いてきましたが、一番大切なのは、相手のことをもっと知りたいという純粋な気持ちを持って質問することだと思います。

 

会話のテクニックとしての質問ではなく、相手の経験、性格、価値観をもっと知りたいからこその質問に意味があると思います。

それこそが相手に気持ちよく話してもらうための姿勢だと思います。

 

 

今回はこれで以上です。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

参考文献

ひきたよしあき 2019 『「質問力」って実は仕事を有利に進める最強のスキルなんです』株式会社大和出版

ビジネスや日常生活をより円滑にするための「質問力」について書かれており、非常に実践しやすい内容のことが多く書かれています。ご興味ある方はぜひ。

ミヤモン
虚無なコミュ障ブロガー
友達なし、趣味なし、コミュ障。自分の人生の虚しさに時には自己嫌悪しながらも毎日マイペースに生きてます。
「毎晩充実感とともに眠りにつける自分になることが目標」
自分や自分の生活をちょっとづつ良くしていくための習慣、コミュニケーション、頭の使い方などについて発信していきます。
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