こんにちは。お人よしコミュ障ブロガーのミヤモンです。
僕は小さい頃から「あれがしたい、こうしたい」といった自分の意見がなく、周りに流されて生きてきたような気がします。
そのせいか、職場で「どう思う?どうしたい?」と意見を求められるのがとても苦手です。
数分考えた挙句、前に出た意見と同じだったり、考えが浅かったり。
学生の頃はそこまで深く考えたことはなかったのですが、「自分で考え、行動する」「自分自身の意見を持つ」ことは仕事においても、プライベートにおいても、充実した人生を送るうえで必須のスキルだということに最近になってようやく気付いたのです。
同時に僕が自分の意見を考えるのが苦手な理由についても考えるようになり、一つの結論に行きつきました。
これまでの僕の人生は大部分を思考停止したまま生きてたんですよね。
常に人の顔色を窺って生きてきた
僕は恐らく一般の人と比べて自分の頭で考えることが苦手です。
何か決断しなければならないことがあるとすぐに安直な考えで選択してしまうし、人の意見や言われたことは、何も考えずに受け入れてしまうことも多いです。
そのため、いざ自分の意見を求められたとき浅い考えしかできなかったり、例えば人から教わった仕事のやり方を自分のやりやすいように工夫するなどといったことが全くできないのです。
柔軟性がないというか、応用が利かないというか。
とにかく自分の頭で考え行動に移すということができないのです。
これは、学生時代からの過ごし方が関係しているのだと思っています。
僕は小学生くらいの頃から自分に自信がなく常に人から嫌われないよう、目をつけられないようびくびくと生活しているような人間でした。
少しでも目立ったことをすれば目をつけられ陰口を言われる、自己主張をすれば鼻で笑われる。
自分が(心理的に)傷つかないようにするには、周りに合わせ、空気のように存在感を薄め、先生などの言いつけはしっかり守る、つまり自己主張の少ないいい子である必要があったのです。
その努力の甲斐あってか(?)学生時代は「真面目ないい子」として先生たちからは認識されていましたし、同級生からも悪口、陰口は散々言われていましたが、暴力的ないじめを受けたことはありませんでした。
決められたことはしっかり守り、周りの意見を素直に受け入れる。
聞こえはいいかもしれませんが、ただ思考停止して自分の頭で考える習慣を作ってこなかっただけなのです。
その結果が今の自分です。
社会人でありながら、自分の考えや軸の無い(ついでに趣味も信頼できる友達もいない)空っぽな人間になってしまいました。
長年の、人の顔色を窺い、目立つことはしない性格が自分で考えることのできないという欠点を作り上げてしまったんっですね。
自分で考え行動できる人間になるには
自分の意見がない人間、「あれしたい、ここ行きたい」といった行動意欲のない人間は、学生の頃はまだいいですが社会人になると悲惨なことになります。
ここからは、自分の中身の無さに「自分はこれまでの人生何してきたんだ」と心の底から後悔している僕が、
「まだ遅くない。今からでも自分の考えを持った自立した人間になるんだ」と前向きに生きていくために実践し始めた小さな習慣について書いていきます。
1.普段深く考えずに決めていることに無理やり理由をつけてみる
皆さん生活している中で一日に何回くらいの「選択」を行っていますか?
- 朝、布団から起き上がる前にスマホを見るか見ないか
- どの経路で職場(学校)に行くか
- 昼食はご飯かパンか
- ノートやメモを取るときどのように取るか
- 帰ってからは夕飯が先かお風呂が先か
などなど考えてみると人は普通に生きているだけでも一日の中で「選択」する機会がたくさんありますね。
これだけの選択の機会があるにもかかわらず、僕は同じような毎日を過ごしているなと感じています。
その理由としては、日常の大部分を無意識に(習慣的に)選択して生きているからだと思っています。
例えば僕は、仕事の日は基本、昼食にコンビニのおにぎりを食べますが、なぜかと聞かれると「いつもそうだから」としか答えられません。
いつも通りの選択をする、そしてそれを一切疑問に思わない、つまりは思考停止したまま生きているということです。
自分の意見や一貫性のある思考というには、日常的に考える習慣を作ることで身についていくものだと思っています。
まずは、日常の中で無意識に行っているいくつもの選択に可能な限り理由付けを行い、自分の頭で考える感覚を覚える必要があります。
先ほどの昼食の例でいえば、「なぜいつもおにぎりばかりなんだ。コンビニのパンは添加物がたくさん入ってる気がして食べる気になれないんだよな。それに小麦摂りすぎると肌荒れするし。おにぎりのほうがパンよりは体に有害なもの少ないし。」
という風に「自分は体を気遣って昼食はおにぎりにしている」という自分の意見ができました。
このように日常的に考える習慣を作ってあげることで、これまで思考停止してきた脳をたたき起こしてあげることが重要です。
2.いつもと違う選択をしてみる
日常的に無意識に行っている選択に気づき、その理由付けができたら、その選択が最良なのか、他の選択はないのかと考えてみましょう。
そうすると、これまで何も考えずに行ってきた行動に改善できる要素が見つかるはずです。
「毎朝起きる前にスマホいじってるけど、その時間に読書してみよう。」
「先輩に教わった通りのやり方してるけど、こうしたほうがやりやすいな。」
など、どんなに小さなことでもいいです。
自分の頭で考え、それを行動に移すということを体感することで、これまでいかに自分が思考停止したまま生活し、無意識に過ごしてきたかが分かると思います。
また、行動を変えたら、なぜそうしたのかしっかり理由付けも行いましょう。
「これまで朝布団から起きる前に、なんとなくスマホいじってたけどその時間無駄だよな。仕事に役立つ知識付けるために、本読もう。」
「どんな本読もうかな。上司や取引先との人間関係を円滑にしたいから、コミュニケーションとか心理学系の本でも読んでみよう。」
というふうに。
こうすることで、自分の意見が生まれます。
ただ闇雲ににいつもと違うことをするだけでは、思考停止と変わりませんし、それは長続きしません。
自分で考え、理由付けを行い、納得することで初めて自分の意見を伴った行動となるのです。
まとめ 「自分の意見を持つ」ことは「自分の人生を生きること」
以上、社会人になってから自分の意見がない空っぽ人間であることに気づいてしまったので、今回書かせていただきました。
自分の頭で「こうすべき、これしたい」って考えて行動に移せる人って魅力的ですよね。
しっかり自分の行動軸に沿って決断しているから、後悔も少ない、仮にしてもまたすぐに別の選択を行える。
自分の意見があってそれに基づいた行動をしているからこそ、その言葉に説得力もあり周りの人からも信頼されるのだと思います。
私のように思考停止した生き方は「楽」ではありますが、果たしてそれは自分の人生を生きているといえるのかと最近考えます。
だからと言って、自分の現在の生活を劇的に変えるようなことはしませんが(いきなり脱サラしたりとか)、それでも自分で行動を変えられるとこらから少しづつでも変わっていければなと思っています。
僕と同じように社会人になったけど自分の頭で考えるのが苦手な人、もしくは僕のような大人にはなりたくない(笑)と思ってしまった学生さんが少しでも気づきを得られればと思います。
本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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