こんにちは。お人よしコミュ障ブロガーのミヤモンです。
お客さんとうまく話せるか不安。
でも人と関わる仕事してみたい。
このように考える方も多いと思います。
僕は、超絶コミュ障&人見知りにもかかわらず、大学時代に書店、飲食店、スーパーのアルバイト。
そして大学卒業後、携帯販売員として約3年働きました。
僕がどれくらいコミュ障で孤独な人生を送ってきたかについては他の記事でも赤裸々に書いています
学生時代はまともに友達すら作れなかった自分が、なぜ人と関わることの多い接客や販売の仕事を選んだのか。
極度の人見知りやコミュ障な自分がコンプレックスで、そんな自分を変えたいと思ったのです。
無理やりにでも人と関わらなければならない環境に身を置けば、自分のコミュ力も多少は上がり、人と接することへの抵抗も和らぐんじゃないかと思ったのです。
今回は、そんな僕が「人見知りだけど接客業とかしてみたい。自分にできるかな」と悩んでいる方に向けて、興味があるなら一度挑戦してみた方がいい理由について書いていきます。
僕の実体験
まずは、僕が学生時代のアルバイトや携帯販売の仕事をする中で感じたことや苦労したことなどについて書いていきます。
先ほども書いたように、僕は自分のコミュ力や人見知りがコンプレックスだったので、改善したいという一心であえて人と関わる仕事を選んできました。
結論から伝えると、この選択は自分にとってとてもいい選択だったと感じています。
なぜならば、人と接する仕事を通して多少自分に自信が持てるようになり、人との接し方なども学ぶことができたからです。
もちろん苦労することもめちゃくちゃありました。
飲食店でバイトしていた時は酔っ払いに絡まれることがあったり、
自分には全然関係ない理由で理不尽なクレームを受けたり、
職場の人とうまくコミュニケーションが取れず孤立してしまったり、
などなど挙げればきりがありません。
特に職場の人とのコミュニケーションは毎回苦戦しています。
初めのうちはどこの職場でも必ず孤立していました。
時には、「こいつ使えねーな」みたいなすごい冷たい目で見られることもあり、思い出すと今でも寒気がするほどです。
職場の人間関係はうまく築くことができれば楽しく働けますが、一歩間違えれば人間関係のトラウマを植え付けられます。
ただ安心してください。
僕が接客や販売の仕事をする中で感じたのは、職場の人とめちゃくちゃ仲良くなってプライベートの話とかまでをする必要はないということです。
あくまで業務を円滑に行うための報・連・相ができれば問題はないと思っています。そしてそのスキルは仕事を続けていくうちに自然と身に付いてきます。
僕は、初めのうちこそ仕事も覚えられず、コミュニケーションも満足に取れず苦労しましたが、何か月か続けていくうちに自然と業務上のコミュニケーションは問題なく取れてきました。
仕事を覚えたり業務の流れをつかめれば、相手がどんなコミュニケーションを求めているかだんだんわかるようになってくるんですね。
そして、そのような状態になれば、職場の人からの評価も少しづつ上がっていき、お客様とのコミュニケーションにも余裕ができてくるので、働きやすくなります。
職場から頼りにされたり、お客さんから感謝されると自己肯定感も上がるので仕事へのモチベーションも上がります。
このように人見知りやコミュ障が人と関わる仕事をするのには、苦労することが多いのも確かです。
初めのうちは仕事を覚えたり、お客さんや職場の人とのコミュニケーションがうまく取れず「やっぱり自分には無理なのかな。」と感じることが何百回もあります。
これは誇張でなく、本当に何回も辞めたいと思ったことがありました。
それでも接客業など人と関わる仕事を経験したことによって得られた考え方とか楽しみもあり、だからこそ僕は、新卒でも携帯販売の仕事に就こうと思えたのです。
ここからは、具体的に人見知りやコミュ障の方が接客業に挑戦してみた方がいい理由について解説していきます。
人見知り、コミュ障でも接客業に挑戦してみた方がいい理由
1 自己肯定感が上がる
先ほども書いたように、僕は極度の人見知り、コミュ障がコンプレックスだったため、それを改善したいと思い、接客や販売の仕事をしてきました。
初めはどこの職場でも他のスタッフやお客様とのコミュニケーションがうまくいかず毎日のように「辞めたい。やっぱ自分はダメな人間だ。」とネガティブな感情ばかりでしたが、続けていくうちに業務や周りの人とのコミュニケーションに慣れてきます。
普段の業務に余裕ができてくれば、「もっとこういう風にお客さんに接してみよう」とか自分で考えより良い接客をしてみたくなります。
それを繰り返し、うまく仕事ができるようになれば「なんだ。意外と自分でもできるじゃん」と自分を肯定できるようになります。
「接客業が自分にできるか不安」と感じるほど人とのかかわりは苦手な方は、おそらくプライベートでも狭い人間関係なのかで生きていることが多いのではないでしょうか?
それゆえに、初対面の不特定多数の人と関わる接客業に抵抗感があるのだと思います。
学生時代であれば、自分の関わりたい人とだけのコミュニティでも問題はないのですが、社会人になると様々な人と関わる力が必須になります。
そういった場合の抵抗感を和らげるためにも「自分は人とうまくやれる」という自己肯定感は持っておいた方がいいです。
2 人と接する練習になる
接客業は人との接し方を学ぶためには非常にいい環境です。
初対面のお客様とたくさん合わなければならないということは、逆に言うと最悪お客様から変に思われても自分の今後の人生に何の問題もないのです。(もちろん仕事ではあるので、クレームになるような対応はダメですが)
同じ学校の人や職場の人であれば、いい関係を築くために、相手に気を使い嫌われないようにすると思います。
しかし、お店にくるお客様は初対面の人やたとえ常連だとしても自分の生活には一切関係のない人たちです。
そのような人を相手にして笑顔や相槌の打ち方、共感の仕方などを練習できると考えれば接客も多少楽しめると思いませんか?
「自分は人と目を合わせるのが苦手だから、お客さん相手にアイコンタクトの練習しよう」
「どんな風に声掛けをすれば話を聞いてくれるだろう」
など自分で考え人とのかかわり方を学べば、プライベートでも生かすことができます。
ただ、スーパーやコンビニなどのかなりマニュアル化された接客業だと、お客様との会話はあまりないので、本気で人との接し方を練習するなら携帯やアパレル販売、受付の仕事がおすすめです。
3 就活で武器になる
現在大学生や高校生の方は、接客業の経験は就活でかなり大きな武器になります。
ほとんどの企業では学生に「コミュニケーション能力」「協調性」を求めています。
社会人になってから求められるコミュニケーション能力とは「自分の伝えたいことを分かりやすく簡潔に伝えられる」「相手の立場を考えて発言できる」「論理的に説明できる」など業務を円滑に進める力のことを言います。
そしてこのような力は、普段から様々な人と接する中で身につけられるものだと思います。
4 コミュニケーションにおける自分の強みが分かる
接客業など不特定多数の人と接していくうちに、自分の得意なコミュニケーションの取り方が分かってきます。
「自分は論理的に分かりやすく伝えるのが得意だな」
「自分が話すより聞き手に回って、相手に気持ちよく話してもらうのが得意だな」
「急にクレームが来ても、意外と落ち着いて対応できるかもしれない」 など
コミュニケーションの取り方って千差万別、一人ひとり得意不得意があります。
話すのがうまい人がいれば聞き上手な人もいる、テンション高く感情的に話す人がいれば冷静に論理的に話す人もいる
どちらがいいとかではなく、どちらも大事な個性だと思うんです。
周りのスタッフと比べて自分はこれが得意というものが見えてくれば、それがあなたの強みです。
例えば僕は、お客様と雑談して仲良くなったり、押しの強い接客が苦手です。
それでも携帯販売員として働く中で、周りのスタッフと変わらないくらいに成約できていましたし、お客様からのアンケートでもいい評価をもらうことがありました。
僕は、自分が話すよりお客様の話を丁寧に聞いたり、共感したりなどお客様に寄り添った接客ができるのが自分の強みだと思い、それを実践していたからなんですね。
接客の仕事をするまでは、自分は人見知りだし、面白いこと言えないし、暗いからコミュ力低いとしか思っていなかったけれど、仕事を通して自分は相手の話を最後までしっかり聞けるし、共感力が高いという強みを発見できたのです。
これは自分にとって大きな自信になりました。
なので今自分はコミュ力低いから接客なんて無理と感じている方も、一度挑戦してみると自分の意外な強みが見つかるかもしれませんよ。
もちろんその強みは就職活動での自己PRにもなります。
具体的なエピソードがあるほど説得力も高まりますよ。
まとめ
以上、僕の経験をもとに人見知り、コミュ障で接客業に興味ある方は一度挑戦してみた方がいい理由について書いてきました。
以前の僕もそうでしたが、人見知りとかコミュ障だと人とのかかわりに対してコンプレックスが強いですよね。
そのせいでさらに人とのかかわりを避け続けるという負の連鎖になります。
今後の人生をより充実させるためにも一度接客業に挑戦してみると、今回書いたように自己肯定感が上がって人とのかかわりに接客的になれたり、自分の強みが分かったりメリットがとても大きいです。
しかし、無理は禁物。
メンタルが追い込まれて、どうしてもこの職場やこの仕事は自分には無理と感じたら、勇気をもってやめてください。
職場によっても、仕事によってもその人に合う、合わないはありますので、「やっぱり自分には無理だった」と感じる必要はありませんからね。
今までの自分をちょっとでも変えてみたいと感じるなら、自分のペースで接客の仕事に挑戦してみることをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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