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コミュ障の僕が接客業をする中でぶつかった3つの壁

こんにちは。お人よしコミュ障ブロガーのミヤモンです。

僕が新卒で接客業(ケータイ販売員)に就いて1年3か月ほどが経とうとしています。

学生時代正真正銘のボッチ陰キャだった自分が「コミュ力をつけたい!」という思いだけで選んだ仕事ですが、よく1年続けられたなと思います。

しかし当然、仕事を続けていく中で挫折しそうになったことは数えきれないほどありました。

今回は、その経験について書いていこうと思います。

コミュ障だけど人と関わる仕事に興味がある方などの参考にしていただければ幸いです。

 

目次

コミュ障が接客業を続ける中でぶつかった壁3選

1.職場の人やお客さんとのコミュニケーション

これは接客業のみでなく、組織で働く以上避けられない大きな壁です。

どんな仕事であっても同じ職場の人などとの関わりは必ず必要です。

 

僕の場合、まず職場の人との関係でいうと、店舗に配属された初めの2,3か月はかなり嫌われていました。

というよりむしろ、この人大丈夫か。と思われていました。

笑顔や愛想のよさ、明るさが必要とされる接客業に就いたにもかかわらず、暗い、声小さい、コミュニケーションがまともに取れない人間など完全にお荷物です。

下手したらお客さんからのクレームが来て店舗の信用にも関わります。

「なんでこの仕事就いたの?」と訴えているような周りからの視線や嘲笑がかなりメンタルえぐってきて辛かったのを覚えています。

他にも

  • あいさつを無視される
  • 陰で自分のことを悪く言われたり、自分を監視しているような視線を常に感じる
  • みんなで話している中で自分だけ離れたところに一人

などなどかなり孤独感を感じましたし、居心地の悪さを感じていました。

 

お客さんとの関わりについては、接客の仕事をしているにもかかわらず「もうお客さんと話したくない!」と強く思う時期がありました。

ケータイ販売の仕事は、スーパーや飲食店と違い、スマホのデモ機を見ているお客さんなどに自分から話しかけに行くことがほとんどです。

それに加え、契約内容のことなどそれなりに密なコミュニケーションが必要になります。

コミュ障で人見知りな自分にはまず自分から声をかけに行くことが最初のハードルでした。

せっかく声をかけてもお客さんとの会話が弾まず沈黙になってしまったり、知らないことを聞かれるのを恐れて声をかけに行くのが怖くなってしまうのです。(販売員失格ですね。)

そのせいで一時期、家電量販店のケータイコーナーにたたずむオブジェのようにただ立っているだけの時もありました。

ただ、僕が思っていたよりも、お客様の中には優しい方が多く、私が会話下手なのを察してくださる方もいました。

そのようなお客さんに会うと、サービスを提供する店員が、逆にお客さんに気を使わせてしまい、申し訳なさと不甲斐なさが半端じゃなかったです。

 

現在は仕事についての知識も付き、お客様に声をかけに行くのも怖くはなくなりました。

お店の方にも使えないやつ認定されることはなくなり、普通に話しかけてもらえるようになりました。

 

2.劣等感、無能感

二つ目の壁は、この一年間を通して(今もですが)抱き続けている自分への否定感情です。

周りのスタッフと比べ、お客さんとのコミュニケーションが取れていなかったり、販売実績が全然出せず、常に「自分はダメ人間だ。」という感覚がまとわりついていました。

同じ時期に入った人と比べても成長速度に差があり、自分はこの仕事に向いてないと感じたことは数えきれないほどあります。

 

店舗の人は、真面目に頑張ってくれている、初めのころに比べたら成長したと言ってくれますが、その言葉を素直に受け入れられるような性格ではありませんでした。

どうしても周りの人と比べてしまい、自分のダメなところばかりが目についてしまうのです。

お客さんからもまれにですが、「あなたに対応してもらえてよかった」「こんなに丁寧に対応してもらえたの初めて」など自分にはもったいないようなお言葉をいただきます。

そのような成功体験すらも自分の劣等感や、失敗に上書きされてしまい、結局は「自分だめだ」がまた顔を出してくるのです。

 

これは僕の性格の面がかなり大きいですが、コミュ障で接客や人にかかわる仕事をやる以上、かなり自分に対しての否定感情が出てくることは覚悟した方がいいでしょう。

 

3.気疲れする

これは、僕が接客の仕事を始めてから気づいたことですが、僕は人と長時間面と向かって話していると疲れやすい気質だったのです。

学生時代から人の目を気にし過ぎて疲れることが多かったのですが、基本ぼっち行動しかしていなかったため、人と話すと疲れるということに自分で気づかなかったのです。(アホなのかな?)

 

ケータイ販売の仕事には契約業務が欠かせません。

お客さんをキャッチして、希望の機種を決めて、プラン決めて、登録してお渡しというのが基本的な流れなのですが、最低でも40分くらいから、2台、3台と増えると3時間以上お客さんと対面していることもあります。

その状況が僕にはかなりのプレッシャーになってしまっています。

  • お客さんを待たせないように急がなきゃ
  • 登録中も何か話さないと気まずい
  • 自分の説明ちゃんと伝わってる?
  • 帰るときお客さんにお礼言われなかったな。何かまずいことした?

など一度接客が始まると、自分の頭の中がお客さんがどう思っているかに集中してしまい、必要以上に疲れてしまうのです。

家に帰りつくと、何もやる気が起きず早く寝たいという感情しかないほどに疲れてしまうことも多々あります。

 

まとめ

以上、僕が接客業を続ける中でぶつかった壁について書いてきました。

 

ここまで読んでわかっているかもしれませんが、あくまで僕の経験です。

全ての方に当てはまるわけではありません。

コミュ障ゆえに、自信が無かったり、必要以上に職場の人やお客さんに気を使い過ぎて疲れることもあります。

正直、コミュ障の豆腐メンタルはごろごりに削られます。

それでも、ほんの些細な自分の気遣いでお客さんから感謝してもらえたり、自分の成長を感じたりなど接客業だからこその良いこともありました。

 

コミュ障だけど人と関わる仕事をしている方、もしくは興味がある方がこの記事を読んで、共感してくれたり参考にしてくれるとありがたいです。

 

本日は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ミヤモン
虚無なコミュ障ブロガー
友達なし、趣味なし、コミュ障。自分の人生の虚しさに時には自己嫌悪しながらも毎日マイペースに生きてます。
「毎晩充実感とともに眠りにつける自分になることが目標」
自分や自分の生活をちょっとづつ良くしていくための習慣、コミュニケーション、頭の使い方などについて発信していきます。
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