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【レビュー】『口元を鍛えたら話していて感じの良い人になれました。』

こんにちは。お人よしコミュ障ブロガーのミヤモンです。

今回は、コミックエッセイ『口元を鍛えたら話していて”感じの良い人“になれました。』(株式会社 KADOKAWA)のレビューをしていきます。

  • 自分の第一印象を良くしたい方
  • 暗い、話しかけづらいといわれる(思われている)方
  • 自然と相手から接してもらいやすくなりたい方

におすすめの一冊になっています。

目次

この本を読んだきっかけ

僕がこの本を知ったのは、様々なジャンルの本を紹介するサイトでたまたま見つけたのがきっかけです。

当時の僕は、接客業に就いているにもかかわらず、話しかけづらい雰囲気を出してしまっている自覚があり悩んでいました。

  • お客さんに声かけても警戒されてしまう
  • 職場の人と仕事以外の会話ができない
  • 暗い、声小さい
  • 自分が声かけたときはすぐに断ったお客さんが、別のスタッフの話はしっかり聞いててショックを受ける

などなど、人との関係構築がうまくできず、どう改善したらいいのかも分からなかったのです。

そんな時にこの本を知りました。

相手から話しやすいと思ってもらえること、「感じの良い人」と思われることは、仕事だけでなくプライベートにおいても大きなメリットだなと常々感じていたので、何の迷いもなく購入を決めました。

 

『口元を鍛えたら話していて”感じの良い人”になれました』 レビュー

早速この本の内容について書いていきます。

著者

この本はコミュニケーションカウンセラー 新田祥子さん監修のもと書かれた本です。

この方、あがり症や話し方についての専門家として、多くの講座を開講したり、著書を出しているそうです。

特にあがり症に関しては人間科学や認知行動療法を活用し、「根本から改善すること」を目的にした講座を行っているそうです。

 

本の内容

さつきは32歳のプログラマー。

転職した会社で”感じ悪い”と言われていることを知りショック!

帰りにふらりと寄ったバーのママに相談したところ、実はママは話し方の講師だった!

ママから口元を鍛える、目元をマッサージする、あごを使って話すなど”感じの良い人”になれるメソッドを教わることになったさつきだが。

コミュニケーションに悩む方必読!

なりたい自分に近づくための実用コミックエッセイ。

”感じが悪い”と言われ悩む主人公が、話し方の講師でもあるバーのママに教わったトレーニングを行う中で”感じの良い人”に近づいていくというストーリーになっています。

話しかけやすい印象になるための表情筋の鍛え方、声の出し方など非常に実践的な内容がギュッと詰まっています。

 

ここからは、僕がこの本を読んで気づいたおすすめポイントを3つ書いていきます。

1.コミックエッセイならではの読みやすさ

表情や姿勢、声の出し方などが書かれた実用的な本ではありますが、漫画形式なのでサクサク快適に読み進められます。

僕も30分くらいで読み終えました。

にもかかわらず、書かれている内容は非常にためになることが多く、トレーニング内容が書かれたページは何度も読み返して、日常の中に取り入れていくことをお勧めします。

随所に出てくる”感じの良い人”になるためのトレーニングについてはイラストで描かれているため分かりやすく、実践しやすいです。

 

これまで同じような内容の実用書はほかにも読んだことがありましたが、文章だけの本だとどうしても読むのに精いっぱいになってしまい内容が入ってこないこともありました。

この本に関しては、趣味感覚で読み進められるため、何度でも読み返しその内容をインプットできたので、入門的な本として非常におすすめです。

 

2.読んでいると自然と前向きになれる

今の自分を変えて感じの良い人になり、仕事も人間関係もうまくやりたいと思うのであれば、「自分はどのような人になりたいか具体的にイメージしてみましょう。

小さい頃から暗い性格の方、声が小さかったり自分に自信が無い方は自分は元々こうだから仕方ないと自分に言い訳していませんか。

自分もそうでした。

コミュ障だから仕方ない、小さい頃からこんな性格だからと自分を変える努力はせず、人間関係がうまくいかない原因ばかりに目を向けてきました。

この本は、感じのよくなるためのトレーニング以前に、このような「~だから仕方ない」という後ろ向きの思考から「こうなりたい」という前向きな思考になることを前提にしています。

これは精神論ではなく、トレーニングを通して確実に自分の印象や人間関係は変えることができるということだと思っています。

そう考えるとすごく明るい気持ちになりませんか?

これまで、自分の欠点に目を向けて言い訳ばかりしてきた生活から、自信をもって自然と人と関われるようになれば、今よりずっと生きやすくなるはずです。

この本には、そうなるための誰でもすぐできるトレーニングがいくつも書いてあるのです。

例を挙げると

  • 自然と口角を上げるための「イーオー体操」
  • 目の印象を柔らかくするための筋トレやマッサージ
  • 人と話す時目が泳がないよう、日常的に心掛けること

などです。

どれもほんの1,2分でできるトレーニングばかりで、生活の中にうまく取り入れる(料理しながら、テレビ見ながらなど)ことでストレスなく続けられます。

 

3.人から好かれるコミュニケーションについても書かれている

見た目の印象を良くするだけでなく、相手との気持ちのいいコミュニケーションの取り方、人前で上がらない方法についても書かれています。

まさに自分のような人見知りコミュ障のために書かれた本ですね。

日常生活をするうえで、相手からの印象は大切ですが、より深い関係になるにはコミュニケーションは必須ですよね。

この本の中では、会話術や雑談のテクニックなどというより、話の振り方、リアクションや話し方に抑揚をつけるトレーニングなど、コミュニケーションをとるうえでの基礎がかかれています。

いくら雑談のテクニックなどを覚えたところで、相手がもっと話したいと思える雰囲気を作れなければ盛り上がらないですよね。

まずは相手との関係値を構築したいと思っている方には最適なコミュニケーションの入門書といえます。

 

まとめ この本は、人から好かれるための第一歩を学べる

以上、『口元を鍛えたら話していて”感じの良い人“になれました。』のレビューを行ってきました。

本当はもっと人と関わりたいのに、見た目の印象やコミュニケーションの取り方のせいでうまく関係を作れなくて悔しい思いをしてる方も多いですよね。

自分もこれまでどれだけ孤独な思いをしてきたか。

でもそれは自分自身が出している雰囲気のせいなんだと気づかせてくれる一冊でした。

 

人から信頼されたり、親しみを感じてもらえる人の特徴はいくつかあると思います。

例えば、

  • 仕事ができる
  • 自分と趣味や性格が合う
  • 自分の話をしっかり聞いてくれる

など。

この本の中で書かれているのは、それ以前の、人と関係値を築くためのベースを学べる内容になっています。

自分を知ってもらうために、話したいと思ってもらうために、より深い関係になるために必要な”感じの良さ”を身に着けるための本なのです。

なので、初対面の人とうまく関係が築けない、新しい環境でなかなかなじめずどこに行っても孤立してしまうという方は、一読してみてください。

 

本日は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ミヤモン
虚無なコミュ障ブロガー
友達なし、趣味なし、コミュ障。自分の人生の虚しさに時には自己嫌悪しながらも毎日マイペースに生きてます。
「毎晩充実感とともに眠りにつける自分になることが目標」
自分や自分の生活をちょっとづつ良くしていくための習慣、コミュニケーション、頭の使い方などについて発信していきます。
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