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20代で転職を経験した僕が転職後たった半年で退職した理由。向いてない仕事を続けてもずっと苦しいだけ。

こんにちは。

虚無なコミュ障ブロガーのミヤモンです。

今回は、販売の仕事からWEB系の営業に転職した僕が、たったの半年で退職を決意した理由について書いていきます。


転職してまだ半年だけど、もう辞めたい。自分って意志が弱いのかな。
今の仕事向いてない気がするけど、続けるべきなのかな。

このように考えている方は、何か参考になるかもしれません。

僕は、携帯販売員から給与アップやキャリアアップのために営業職に転職しましたが、正直失敗だったと言わざるを得ません。

自分が思っていた以上のストレスや適性のなさから「この仕事をずっと続けていくのはしんどすぎる」と感じ、早めに辞めることを決意しました。

もし今の仕事が本当につらい、モチベーションが全く上がらないと感じているのであれば、勤務期間にかかわらず退職するのも仕方ないと思います。

このままモチベーション低く働き続けても、苦しい日々が続くだけだからです。

目次

僕が転職後たった半年でやめてしまった理由

収入を上げたい、キャリアアップしたい、そんな思いで販売職から営業職に就いた僕が、たったの半年で退職を決意したのには次のような理由がありました。

  • 単純に向いていなかった
  • 成果が出せない
  • モチベーションが保てなかった
  • 今後のキャリアに不安を感じた

具体的に書いていきます。

1 単純に向いていなかった

あまりにもシンプルかつどうしようもない理由「向いていなかった!」です。

コミュ障とはいえ、携帯販売員として約2年9か月働き培ったコミュニケーション力があったため、営業職でもこの経験は生かせると多少自信はあったのです。

実際上司の方にも提案力はあるといわれましたし、スクリプトがあるので提案のレベルは恐らくみんなとさほど大きな差はなかったのかなと。

では、何が向いていなかったのか。

主に「営業するメンタル」です。

具体的には「どれだけ断られても気にしない鈍感さ」や「相手に怒られるのを承知で話す度胸」などです。

僕は主に新規営業をしていたので、1日に100~200件は電話し続けます。そのうち提案を聞いてくれるのはせいぜい2~3人ほど。

たいていの場合「忙しいから」「いらない」「電話してくんな」「無言でガチャ」と速攻で切られます。

それが毎日のように続くと本当にメンタルが病んできます。

「自分なんて必要とされていない人間なんだ」と自分の存在価値を疑うようにもなってきます。

また、せっかく提案できても「金額的にちょっと」とか「ほかに任せちゃってるから」と断られることも多いです。

そんな時に、どれだけ粘れるか、ごり押しできるかが営業として生きていけるかの境目であると思います。

少なくとも僕は、断られるごとに少しずつメンタルが削れていくタイプの人間でしたし、相手に怒られるのが怖くて粘り強い提案ができずすぐに引いてしまう人間でした。

1日に100件以上も電話する生活が毎日続けば、それなりに感覚もマヒしてきて多少は断られることに耐性は付きますが、それでも毎日家に帰ればどっと疲れがたまってて、朝起きれば憂鬱感で体が重い。

正直この仕事を長く続けていくことは無理だなと入社3か月目くらいには思い始めていました。

営業にかかわらずどんな仕事にも向き不向きはあります。

僕にとっては「営業」という仕事において、コミュニケーション以上にメンタルやタフネスの面でこの向いていなかったんですね。

2 成果が出せない

営業の仕事をしているにもかかわらず、成果が出せないというのは非常にストレスになります。

「周りの人は契約取れてるのに自分は取れていない」という焦り、「なんで自分だけ取れないんだ」という自己否定感。

また、営業が稼げるのは成果に応じたインセンティブありきなので、基本給自体はほかの職種と大差ありません。

つまり成果が出せない営業というのは、ひたすらに断られ続けてメンタルがやられ、周りと比べて成果出せていないという焦りや自己否定感に苛まれながらも、給与はそんなに高くないという地獄のような状況になります。

この状況は精神衛生上本当によくありません。

毎日仕事に行くのが憂鬱になりますし、仕事へのモチベーションもどんどん下がっていきます。

それでもノルマのためには泣き言言ってられないし、泣きそうになりながらも営業をかけ続けなければなりません。

立ち止まることなくとにかく量をこなしながらも、どうすれば成果が出るのかと考え続けなければならないのです。

毎月のノルマやインセンティブのためにも、常に一定のパフォーマンスを発揮し続けることが営業マンには求められるのです。

実際に職場の先輩方も毎日ノルマやプレッシャーに追われてましたし、メンタル病んで退職した方もいました。

この先もずっと成果を出し続けなければいけないということが、途方もないようなことに思えて、この仕事を続けるのはしんどいと感じてしまいました。

営業であれば数字、事務であれば正確さなどその仕事で求められるものが、自分に向いているかどうかによってもその仕事での成果の出しやすさは大きく変わります。

「ほかの人と比べて無理なく成果が出せる」と感じればその仕事は自分に向いていることですし、続けることに対してもストレスが少ないと思います。

3 モチベーションが保てなかった

入社当初こそ、これから仕事たくさん覚えて、成果出して収入上げるぞと意気込んでいた僕でしたが、日を追うごとに仕事へのモチベーションがどんどん下がっていきました。

理由は上に書いたように「向いていなかったこと」「成果が出せなかったこと」です。

たとえ多少向いていなくても、自分で選んだ仕事である以上どうしたら成果出せるか、どうしたらモチベーションを上げられるかは考える必要があります。

そもそも心の底から「営業楽しいー!」なんて思ってる人は一人もいないと思いますし。

そのため僕も、上司に通話の録音を聞いてもらってフィードバックと改善を繰り返したり、ほかの人より遅くまで残って人の通話録音を聞きまくってひたすらコピーしたり、とにかく架電数を増やしたりといろいろやってみました。

それでも個人に課されたノルマに対しては未達になることが多く、これ以上どうすればいいのかがわからなくなってしまったんですよね。

営業の仕事は数字がすべてであることは理解してましたが、本心としては「頑張ってるのに何で成果が出ないんだ」「これ以上何を改善したらいいのかわからない」という気持ちが強くなってしまいました。

これから先、ずっとこのように数字と向き合って努力し続けなければいけないのかと思うと、どうしても仕事へのモチベーションも維持できなくなってしまったんですね。

「給与」「仕事内容」「残業時間」など自分にとって働く上でのモチベーションは非常に重要です。

仕事へのモチベーションは、その仕事でどれだけ主体的に学習していけるかということにも直結するので、ゆくゆくは自分のキャリアアップや昇給にもかかわる要素だからです。

今の仕事を続ける中で、「この仕事ずっと続けて意味あるのかな」「頑張る意味が分からない」と感じているのであれば、どんなことに対してであれば自分はがんばれそうか、自己分析してみることをお勧めします。

4 今後のキャリアに不安を感じた

今後も営業という仕事でキャリアアップし続けることに不安と迷いがありました。

立った半年という短い期間の中でも、上に書いたように「向いていない」「モチベーションが保てない」など営業という仕事に対しての拒否感が大きくなってしまい、ずっと続けていくイメージができなくなったのです。

例えば、この仕事を3年ほど続けて昇格したとしても今度はマネジメントやクレーム対応など、責任や業務は重くなるのに、プレイヤーとして数字も追い続けなければいけません。

「いや、無理でしょ。今の時点でストレスかかりまくりなのに」

と自分の将来への希望が一切見えませんでした。

とにかくたくさん稼ぎたいという方であれば、それをモチベーションに続けることもできると思います。

しかし僕の場合自分の苦手な分野に無理やりしがみついて時間を無駄にしてしまうくらいなら、より自分に向いている環境・仕事で長く続けたほうが将来的に収入も絶対安定するしストレスも少ないと感じ、この仕事を辞めることを決意したのです。

向いていない仕事を続けてもずっと辛いだけ

以上僕が、転職後たったの半年で退職を決意した理由について書いてきました。

短期での離職は自分の経歴に大きな傷が付きますし、長く続けることは非常に素晴らしいことですが、自分に向いていない、今の仕事を続けたとしても自分の理想のキャリアが実現できないと感じたら勇気をもってすぐにやめることもありだと思います。

モチベーションが低いままでとりあえず続けていても、時間がただ過ぎていくだけで、その間ずっと苦しい思いをし続けることになりますよね。

逆に自分に向いている、理想のキャリアや生活に近づける仕事であればストレスも少なく働けますし、何より仕事へのモチベーションも上がりやすいと思います。

また、どんな仕事もつらい側面は必ずありますが、自分がどのようなストレスになら強いかを知りそれに合った仕事を選ぶことができれば、人より圧倒的に成果も出しやすいのだと思います。

半年などの短期での離職は当然推奨されるものではないですが、しんどい思いを抱え続けて無理に続けるよりも、少しでも自分に向いている環境で働くためには一つの選択肢として検討してもいいのではないでしょうか?

ミヤモン
虚無なコミュ障ブロガー
友達なし、趣味なし、コミュ障。自分の人生の虚しさに時には自己嫌悪しながらも毎日マイペースに生きてます。
「毎晩充実感とともに眠りにつける自分になることが目標」
自分や自分の生活をちょっとづつ良くしていくための習慣、コミュニケーション、頭の使い方などについて発信していきます。
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