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コミュ障の僕が、新卒で接客業に就職した理由。

こんにちは。お人よしコミュ障ブロガーのミヤモンです。

このブログの中でずっと言ってきているように、僕は重度のコミュ障です。

学生時代にできた友達は数えるほどしかいませんし(その中でいまだに連絡とってるのは1,2人のみ)、極度の人見知りで自分から話しかけることが大の苦手です。

 

そんな僕ですが、現在接客の仕事(ケータイ販売)をしています。

今回は、コミュ障・人見知り・人の目を気にし過ぎる性格の僕が新卒で接客の仕事を始めようと思った理由を4つ書いていきます。

 

目次

コミュ障の僕が接客業に就いた理由

1.将来の目標があった

一つ目の理由は、大学時代に見つけた目標に近づくためです。

それまでの人生何一つとして、やりたいこと、興味のあることなどなかった僕ですが、大学時代の経験から、将来「若者のキャリア支援にかかわる仕事がしたい」と考えるようになりました。

しかし、キャリア支援というその人の人生にかかわる仕事に就くには、当時の僕ではとてつもなく無謀であることを自覚していました。

相手との信頼関係を築くためのコミュニケーション力も、相手にキャリアについての悩みを打ち明けてもらえるような人間性も、どんな相手にも会わせられるような柔軟さも、何一つ持ち合わせていなかったからです。

そこで僕は、まずファーストキャリアとして、これまで避けてきた「人とかかわる」ことができる仕事ということを最優先に就職活動を行ったのです。

その観点から言うとケータイ販売という仕事は、接客と営業の中間くらいであるため、とても魅力的でした。

営業ほどのコミュニケーション力は必要なく、スーパーなどの接客に比べたら、お客様との密なコミュニケーションが必要になる。

お客様に最適なサービスを提案するためには、お客様のスマホの利用状況、家族構成などヒアリングを行い、それを踏まえて何が合ってるのかを相手に伝わるように説明しなければなりません。

将来キャリア支援という仕事に就くためにも、これらのコミュニケーションは必ず役に立つと思いました。

例え回り道になっても、今の自分に足りないものを身に着けることが大切だと思ったのです。

2.将来への漠然とした不安があった

学生時代、今のコミュ障のままでは将来確実に、孤独な社会人になってしまうのではと強い危機感を感じました。

実際、同年代の人と、学校という閉鎖的な空間の中で出会う機会があるにもかかわらずボッチになってしまう自分が、社会人になってから誰かと友好関係を築ける自信は全くありませんでした。

このままでは、休日のたびに一人で家に引きこもりただ時間を持て余すだけの社会人になってしまうのではないか、職場と家を往復するだけの生活が何十年も続くのではないかと、一生孤独を抱えて生きる人生をリアルに想像してしまったのです。

仕事においても、プライベートにおいても、コミュ力は人から信頼され、友好的に思ってもらうために必要不可欠です。

それが欠如している自分は、将来結婚したくても誰にも相手にされず、仕事では「あいつとは会話がかみ合わない」と蔑んだ目で見られ、その環境に耐えられず転職しようにもどこにも採用されず・・・

のような悲惨な将来が待ち受けているのではないかと思うと、「世の中コミュ力がすべてなんだな。」と思ってしまうのです。

将来、自分の人生の選択肢を増やすために、自分から積極的に人と会い、関係を築いていけるための最低限のコミュ力は若いうちに習得しておきたいと思いました。

 

3.直接人に感謝される仕事がしたかった

3つ目の理由は、自分のしたことが直接誰かの役に立ち、感謝される仕事がしたかったからです。

「コミュ障 向いてる仕事」などで検索したことは過去何度もありましたが、そこで出てくるのはSEや清掃、工場の仕事などあまり人とかかわらない仕事ばかりでした。

僕も漠然と就職することについて考えた当初の頃はそのような仕事が自分に向いているんだろうなと決めつけていたのですが、自己分析や自分のバイト経験を振り返る中で、自分は人の役に立ち、その反応が直接返ってくる(即座にフィードバックがもらえる)ときに、最も活動へのモチベーションが上がることに気づいたのです。

 

要は、自分のしたことで感謝されたり、評価されればさらにやる気が出て、逆に相手に迷惑をかけたり、叱られたりすればかなり引きずってしまう単純な性格なのです。

僕が仕事を続けるためには、この自分の行いに対する他者からの評価が目に見えるということが非常に重要な要素だったため、向いていないとは思いつつ、営業や接客の仕事には強い関心がありました。

4.自信をつけたかった

私が小さい頃から、人との関わりを極力避けてきたこと、人との関係をうまく築けないことが大きなコンプレックスでした。

他の人はどこに行っても人間関係を築くことができるのにどうして自分は、孤立してしまうのか、どうして自然に会話ができないのか、自分に対して自信が持てないので一層、人とのコミュニケーションに消極的になるという負のスパイラルにはまっていきました。

そこで、接客という、様々な人とのコミュニケーションをとらなければならない仕事の場に自分を置くことで、強制的にコミュニケーションの機会を増やせば、自然とコミュ力も上がっていくのではないかと考えたのです。(下手をすればさらに自信を失い挫折する可能性もありましたが。)

 

これまでの人生で避けてきたコミュニケーションの課題を克服しなければ、この先もずっと同じコンプレックスに悩むことになります。

当然、積極的に人とのコミュニケーションを取れるようにもなりません。

30代、40代になってから「もっと若いうちにいろんな人と会話すべきだった。」と考えても手遅れかもしれません。

若いうちから、人とのコミュケーションの機会を増やし、自分に自信をつけていこうと思ったのです。

 

まとめ コミュ障を言い訳にしたくなかった

以上、コミュ障の僕が新卒で接客の仕事を選んだ理由について書いてきました。

ケータイ販売というそれなりにいろんな人とのコミュニケーションが必要な仕事ではありますが、今のところかろうじて続けられています。

周りの人と比べたらやはり自分のコミュ力の低さに落ち込んだり、お客さんとのコミュニケーションがうまく取れず、実績が出せなかったりと、自信を無くしてしまうことも日常茶飯事です。

しかしそれは、就職する前から分かってたことですし、コミュ障を言い訳に仕事の幅を狭くしたくないと思ってこの仕事に就いたので後悔は全くしていません。

僕は、将来キャリア支援にかかわる仕事がしたいという目標がありますし、今後のことも考えてコミュ障を放置していたら必ず後悔する日が来ると考えて接客業を選びました。

 

このブログを読んでくださっている方の中にも、コミュ障で仕事選びに悩んでいる方がいるかもしれません。

自分はコミュ障だから人とかかわりの少ない仕事がしたいと思っている方もいれば、僕のようにコミュ障を克服できる仕事がしたいと思っている方もいると思います。

どちらを選ぶのも本人の自由だと思います。

自分を変えるために向いてない仕事を無理やり続けると、最悪の場合、精神病んで人との関りがさらに怖くなります。(本当に無理だと感じたらすぐに仕事を変えましょう。)

 

ただ、少しでも人とかかわる仕事に就きたいと考えているのなら、自分はコミュ障だから人とかかわる仕事は絶対にできないと、やる前から決めつけて、仕事選びの幅を狭くしてしまうのは非常にもったいないことだと思います。

 

僕のように、多少回り道になるとしても、とりあえず挑戦してみることをお勧めします。

もともとコミュ力のある人に比べたら、苦労するのは当然ですし、挫折しそうになることもたくさんあると思います。

それでも、人と関わりを増やす中で少しでもコミュ力が改善していけば、大きな自信になります。

現に僕がそうでした。この仕事を始める前に比べてだいぶ生きやすくなってきた気がします。

 

最後に、コミュ障だけど人とかかわる仕事がしたいと考えている方にアドバイスさせてください。

職場の雰囲気と、どんな人が働いてるかは事前にしっかり把握しといたほうがいいです。(これはマジで)

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

ミヤモン
虚無なコミュ障ブロガー
友達なし、趣味なし、コミュ障。自分の人生の虚しさに時には自己嫌悪しながらも毎日マイペースに生きてます。
「毎晩充実感とともに眠りにつける自分になることが目標」
自分や自分の生活をちょっとづつ良くしていくための習慣、コミュニケーション、頭の使い方などについて発信していきます。
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